レジェンドストーリー

STORY.81
2019年上半期レジェンドストーリー特別賞A.O
対象ストーリー
令和元年5月度 ASA三鷹東部

ASA三鷹東部に入店した時のお話です。
前日の夜、及川部長にご飯をご馳走していただき、お話を聞かせていただきました。
あの及川部長でもたまに初心に戻り、インターホンを押し、お客様がいなくても90度3秒間のお辞儀をして次のお宅にむかうそうです。
その話を聞き、自分も真似してみようと思いその日は1件目からすべて90度3秒間のお辞儀をして挑みました。
そしてあるお宅を訪問した時のことです。中から少し不機嫌そうにご主人が出てこられました。
私は朝日新聞で発行された令和の記念号外をお渡しし、機嫌を損ねないように慎重にお話をしたのですがご主人は「今仕事中だから帰ってくれ、そのうえ俺は毎日新聞の社員だから朝日新聞は絶対取らない」と言われ断られてしまいました。ドアが閉まりその後90度3秒間のお辞儀をしてそのお宅を後にしました。
それからもお辞儀をしながら軒並み訪問をし30分ぐらいが経過した頃です。携帯電話に会社から連絡が入りました。電話に出てみるとある住所のお客様が連絡があり、もう一度来てくれという内容です。
住所を見てみるとなんと、先ほど機嫌が悪かったご主人のお宅だったのです。
私は何か悪いことをしたのかと思い急いでご主人のお宅に向かい恐る恐るインターホンを押すと先ほどのご主人が出てこられました。
しかし表情を見るとなんだか先ほどより少しにこやかなようにも伺えます。
私はどうしましたかと要件を伺うとなんとご主人は「契約してあげるよ」と言ってくださったのです。
私はあまりにも急で先ほどあんなに不機嫌そうにしていたのにと、何が何だか分からなくなりました。そして聞いてみました。「どうして自分から取っていただく気になったのですか」ご主人は「さっき断った後窓から君のことを見ていたんだよ」「一軒一軒お辞儀をしている君を見て感動した」と言ってくださったのです。
そして最後に「君みたいな子が新聞業界にいて安心したよ、君から取りたい、これからもがんばれ」と言っていただき6か月のご契約をいただきました。
正直、お辞儀をしていて何も反応がなかった時は半信半疑でしたが、電話がありご主人の話を聞いたあと自分は思いました。
トークをする、サービスを提供するだけではなく、自分自身を磨き売っていかないといけないんだ。
いままで頭では分かっていたつもりだったのですが、今回のご契約で改めて実感し、行動することの大切さを学ぶことができました。

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