レジェンドストーリー

STORY.66
2017年上半期レジェンドストーリー特別賞I.H
対象ストーリー
平成29年 5月度 ASA南平


その日はご試読いただいたお客様へ訪問する日でした。
とあるご試読のお客様を訪問した時の話です。

ピンポーン
「こんにちは。朝日新聞です。お試し読みいただきましてありがとうございます。お礼のお品をお届けにあがりました」
「結構です!」ガチャ!
あれ・・・どうしようかな・・・えーい、もう一回!ピンポーン
「なんですか!!!」奥様がしびれを切らして出てきてくださいました。
「あ、いえ。お礼のお品をお届けにあがったのですが何か失礼とかございましたでしょうか?」
「いやね。電話の人と約束したのよ。営業の人は来ないって。5日間読んだら
そのあとは一切訪問しないって」
「え、そうだったんですか。それは大変失礼しました」
「電話の人にもいったのよ。うちは絶対取らないから無駄よって・・・」
「それなのに、強引に5日間だけでいいからっていうから仕方なくOKしたのに営業来るなんて約束が違うじゃない!」
「申し訳ございません!」
さすがに私はもう帰ろうかと思いました。
でも、オペレータさんも何とかお願いをした。店員さんも一生懸命配達した。
もう少し頑張ってみよう!

「奥様。とらなくても結構です。ただなぜそんなにかたくなにお断りいただくのは、例えば以前に何か失礼なことがあったとかでしょうか??」
「何もないわよ。でもあなたに言っても仕方ないでしょ。」
「いえ、今後の勉強のためにもぜひ教えて下さい」
「・・・見えないだけよ」
「え!見えないんですか??」
「見えないって言っても何も見えないんじゃなくて、老眼なのよ!」
「でもね。私は活字が好きだったから、ちゃんと読めないとイライラしちゃうのよ。だからと言って、虫眼鏡で見ても小さいし、追ってみるのも嫌になるのよ」

「そうだったんですね・・・」
「そうだ!奥様!こちら是非使ってください!」
「新聞レンズと言って、市販の虫眼鏡とかとちがってこんなに大きく見えるんですよ。」
「あら。これはいいわね」
「ですよね!本社の担当さんが作ってくれたんですよ!よかったら本を読むときとかに使ってください。いかがです?これなら活字もストレスなく読めそうですか?」

「・・・そうねぇ。よし!いいわ。あなたとっても親切だからとってあげる。」

ありがとうございます!
無事にご契約をいただくことができました。

この契約は、多くの方の少しずつの頑張りでいただけた契約だなと感じました。
オペレーターさんが頑張ってくださり、店員さんが配達を頑張ってくださり、担当さんが思いを込めて新聞レンズをつくってくださり・・・
そんな少しずつの頑張りが最後に素敵な奥様とのご縁をいただけました。
ありがとうございました

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