レジェンドストーリー

STORY.63
2016年下半期レジェンドストーリー銅賞T.S
対象ストーリー
平成28年 11月度 ASA川口中央 

その日は、朝から雪がすごく降っていてめちゃくちゃ寒い日でした。
お店を出て出発する前に班員の成田さん、石川君に「今日この寒い雪の中で1枚、何が何でもあげよう!」「今日あげなきゃ意味が無い!今日あげればほんまに強くなれる!だから何が何でも死んでも全員安打!」と気合を入れて出発しました。
しかし叩いても叩いてもドアオープンすら出来ず、何も出来ないまま中間報告の時間になりました。その時点で班員の成田さん、石川君は1枚ずつあげていました。「あれだけみんなに気合を入れた本人がパンクなんかして絶対に帰れない。」そう思いながら必死で白叩きをするのですが、惜しいお客さんすらであえず7時の時点でパンクしていました。帰店は7時半、もう時間がありません。半分くじけそうになったその時、会社兼ご自宅になっている家で奥様が出てこられたので、私は一生懸命朝日新聞のお話をし、なんとか今日初めてのクロージングまでたどり着くことが出来ました。その結果、奥さんは説得できたのですが「旦那をおとせたら取ってあげるわ」と次は旦那さんを奥から連れてきました。また1からやり直し、、、自分はほんまに死ぬ気でサービス、自分売り、紙面とだせる武器を全部出しました。すると旦那さんは「3ヶ月だけつきあってやるよ」と言ってくれました。「ありがとうございます!」と言いながら深く頭を下げ、ご契約を頂き、何度も何度も頭を下げながらその家を後にします。心から「よかったー」と胸をなでおろし、時間も無いのでお店に戻ろうとしたその時、「ねぇ、こっちにおいで」とどこからか声をかけられました。ふと声のした方を振り向くと隣の家の奥さんがこっちをみて立っているではありませんか。
駆け寄って話を聞いてみるとその奥さんはなんと、さっきまで自分が必死になってお願いをしていたのをベランダからずっと見ていたらしく「私もとってあげるよ」と言ってくれたのです。自分は何がなんだか分からないまま「ありがとうございます!」と言い2件目のご契約を頂くことが出来ました、、、
その日は、本当に最後まであきらめずに必死にやるとこんな奇跡が起こるんだなという思いと、本気でお願いした自分の思いを受け止めて頂いたお客様達への感謝の思いで一杯になり、改めてこの仕事の良さを実感できた1日になりました。

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