レジェンドストーリー

STORY.62
2016年下半期レジェンドストーリー特別賞O.T
対象ストーリー
平成28年 10月度 ASA保谷 

ASA保谷に入店したときのお話です。
その日はなんとしてでも5件以上の契約を揚げないといけない日でした。
夜20時、お店に戻るまであと30分の時点で4件目の契約を頂くことができ「あと1件!あと1件!」と思いながら次の契約を目指すのですがもう時間がありません。
たまたまその時、ゴミ出しでアパートから出てきた少しご年配の女性がいましたので、とっさに声をかけると、新聞は取ってないとの事。しかも朝日も読売も昔、セールスで嫌なことがあり、喧嘩したことがあるとおっしゃっています。すごく元気と言うか気迫のある方で、無理にお勧めをすると気分を害しそうなので、新聞以外の話をしていると、心を少しずつ開いてくださり、最後には仲良くなり「いいわ、久しぶりに新聞とってあげるわよ」と契約をしてくださいました。「ありがとうございます」とお礼を言い「最近はセールスとか来なかったんですか?」と聞くと「うちのドアを見に行ってみなさい」と言われたので、アパートの1番奥のお客様のドアを見ると、私はびっくりしました。そこには「新聞屋、宗教インターフォン押せるなら押してみろ!上等!」と張り紙が貼っているではありませんか。私はお客様に「もしこれを見ていたらインターフォン絶対に押せませんでした、ありがとうございます」と伝えると「今まで来た新聞屋が悪すぎなのよ。あなたも一生懸命やればいいことあるから頑張りなさい!」と言っていただけました。サービス品の洗剤を店に取りに行き、お届けすると「ありがとう、これよかったらお子さんにあげて」とお客様が手作りしている、和紙で作った財布と鈴をプレゼントしてくださいました。

普段でしたらインターフォンは押せない家でしたが、気持ちを込めて営業すればお客様に感動してもらえることを理解した1日でした。

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