レジェンドストーリー

STORY.50
2014年下半期レジェンドストーリー銅賞J.H
平成26年12月度 ASA東久留米西口

その日は、前日まで3日間連続で契約を頂くことができず、『今日もダメだったらどうしよう』と不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし『このままではダメだ、絶対に今日は昨日までの分もやるんだ』となんとか気持ちを奮い立たせ臨んだ一日でした。

いつものように一軒ずつ訪問を開始し、1時間が経過したときのことです。
『しばらく前までは朝日新聞を購読していたんだけど、今はずっと読売新聞にしているから』という奥様に出会いました。はじめは警戒心からかほんの数センチしか開けていただけなかったドアも、めげずに様々なお話をさせていただいてるうちに、玄関の中まで入れてもらえるようになりました。しかし『どうしても朝日新聞の契約はすることが出来ない』とおっしゃいます。それでもあきらめずにお願いしていると、奥様は困った顔をされながらも考えてくれている様子でした。僕がさらに『何とかお願いします』とお願いしたその時です!
奥様はおもむろに携帯電話を取り出すと、僕の目の前でどこかに電話をし始めたのです。私は状況が理解でいないまま『ご主人に聞いてくれているのか』『もしかして苦情の電話か、、、』などと不安な気持ちを隠せずにいると奥様は電話のお相手に『あっ、もしもしあたし、あなたのとこ12月まで読売だったよね?そのあとどうした?』などと話し始めました。
電話を切った奥様は、紙に何かを書き始めました。そしてその紙を私に差し出しながら、『うちは本当にダメだからここに行って!今年から高1の息子が高校野球を始めてて、来年1月からお願いしてみたら大丈夫だって!』とにっこり微笑んでくれたのです。ようやく状況が理解できた私は、感激のあまり奥様に何度も何度もお礼を述べ、そのお宅を後にしました。

そしてご紹介いただいたお宅に着くととても感じの良い奥様が出てこられ、すんなりと1月からのご契約をいただくことができました。

突然目の前で電話をかけ始めたときは本当にびっくりしましたが、メモを渡されたとき、自分のためにそこまで考えてくれたと言うことを知り、感動のあまり涙がこぼれそうになりました。

そしてその日は、その後4件のご契約を追加することができ、合計5件のご契約をいただくことができました。
3日間出来高ゼロで自信をなくしかけていた自分が5件ものご契約をいただくことができたのはすべてあの奥様のおかげだと思います。

※この受賞者はこの月、月間の個人記録を更新し、新記録を達成しました。

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