レジェンドストーリー

STORY.77
2017年下半期レジェンドストーリー金賞O.T
対象ストーリー
平成29年11月度 ASA西国分寺

その日はASA西国分寺で、あらかじめ学生部隊が訪問により獲得したお試し読みのお客様を訪問する営業日の2日目でした。

お試し読みのお客様も残り少なく、しかも前日の感触では昼間の在宅があまり良くなかったことを思い出し、日中は通常の軒並み訪問に集中し、2、3件契約してから、残りのお試し読みをまわろうと、心に決めて臨みました。

しかし、集中して一件ずつ訪問するのですが、何のタイミングもなくただ、ただ時が過ぎていきます。
決して油断していた訳ではないのですが、全くと言っていいほど何も起こりません。私はここまで2年半以上稼働日ゼロという日はなくきていましたので、ここでもしもゼロを書いてしまうと、自分の中で目標としていることや、意識など、何かが切れてしまいそうで、焦りと恐怖に似た感情になり、そのときすでに時計は19時。残り時間は1時間半しかありません。
私は、少し目先を変えてみようと思い、まだ面談出来ていなかったお試し読みのお客様の所を訪問してみました。すると、ご主人が出てこられ、『なんか3、4日勝手に新聞が入っているんだけど』とおっしゃいました。私は新聞が配達されている理由を丁寧にご説明しました。すると、新聞が配達されている理由はご納得いただけたのですが、『奥さんも留守だし、うちは新聞をもう10年以上も読んでないから、全く取る気は無いよ!』ときっぱりと断られてしまいました。
私は『ここもダメか。。』『なんか今日は何をやってもうまくいかない日だなぁ』『たまのゼロだし仕方ないかなぁ』とガラにもなく弱気になりかけていました。しかし、私は力を振り絞り、なんとか会話の糸口を探ろうと、あれこれくらいついてみると、ふとした事でお互いの子供の話になり、ご主人が小学校の野球チームのコーチをされているというお話を聞くことができたのです。
私は『これだっ‼』と思い、『でしたら、高校野球はお好きではないですか?』と聞くと、『来年は100周年だよねー』と言いながら、府中の球場まで行くくらいお好きだという事をお話ししてくださったのです。 
私は朝日新聞が高校野球の主催をさせていただいている事、甲子園ブックや月刊チャージのお話など、高校野球関連で考えられるありとあらゆるお話をさせて頂きました。
すると、ご主人は『へぇー、そんな本があるんだぁ』と少し興味を示していただいたのですが、『でも、どんなのかわからないしなぁ』とおっしゃいます。私はとっさに事前に準備をしてあった甲子園ブックと月刊チャージの見本をカバンから取り出し、ご主人にお見せしたのです。すると、『へぇーこんなのくれるんだー』とおっしゃってくださいます。

しかも、さらにお話を聞いていくと、写真は申し込んではないようですが、もう一人娘さんがいて、なんと吹奏楽部だというではありませんか!!

そこですかさず、キーホルダーの見本もお見せすると『これもくれるなら俺のこずかいで3ヶ月だけならとるよ!!』
『あとこの甲子園ブックもね!』と言っていただき、ご契約を頂くことができました。

私はこの1件で何とか自分自身の気持ちも落ち着き、その後波に乗り、残りの30分で2件目、3件目と続けてご契約を頂くことができたのです。

なんとか、苦しいながらも3件で、一日を終えることができました。

私は社内で研修を行うとき、常日頃アプローチブックの大切さや、事前の準備の重要性をうるさいくらいに言ってきました。
私自身も営業するときは資料をしっかり用意し、どんなお客様に出会っても即座に対応できるように、スキのなるべくない営業を心がけてきました。

この一件のご契約はたまたまラッキーだったのかもしれません、しかし、今までずっと日頃から準備や心構えを怠らないでやってきた、そのことが、こういう本当に苦しい一日を救ってくれたんだなと思うと、とても感慨深い思いです。
またこれからもお客様に様々なご提案ができるよう、営業に真っすぐに取り組み、準備と心構えに磨きをかけていこう!そんな思いをさらに強くするとともに『偶然を必然へと変える』それを『平然と見せる』これこそがプロの営業マンの仕事である。
そう再確認した、一件のご契約となりました。

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