レジェンドストーリー

STORY.02
2009年上半期レジェンドストーリー銀賞 M・K
平成21年7月度 ASA立川北口

 その日は新人のスタッフが成績出ていなくて朝から落ち込んでいました。私も班長である手前日ごろから気にしていたのですが、その日は何かきっかけになればと私が後についていく事にしました。仕事を開始して10件目くらいのお客様でした、新人のスタッフが基本トークどおりに朝日新聞であることを告げ挨拶をすると、そのお客様は「5年位前に朝日の営業にだまされたので朝日は二度ととらない」おっしゃいました。新人のスタッフがどのような事があったのかお伺いしても「別にいいから」の一点張りで「申し訳ございません」と謝罪しても全く相手にしていただけません、仕方がないので私が出て行き「本当に申し訳ございません」「ただ、今はそういった悪質な営業マンは業界から排除されていなくなっておりますので、もう一度だけ私達を信じてチャンスを下さい、お願いします」と申し上げたのですがお客様は「読売新聞の配達の方がすごくいい人なのでその人といつも契約しているし、次の契約の約束もしているから」と取り合っていただけません。そこで私は、「この新人もまだ入社して間もないですがお客様のお役に立てる営業マンになれるよう精一杯頑張っております」「しかしなかなか成績がついてこなくてこのままでは退社しなくてはなりません、そのため今日も私がこうしてついて一軒一軒訪問させていただいております」「悪質なセールスマンはいなくなり、5年前に比べて朝日新聞の記事も変わりまして格段に読みやすくなっております、どうかこの新人にチャンスを下さい」と申し上げると、お客様は「そう、あなた達も大変なのね」といってくださいました。私は間髪いれずに「ありがとうございます、それにサービス品も差し上げられます」と申し上げました、お客様は「さっきも言ったとおりサービスで新聞を取っているわけではないからいらない」とおっしゃいましたので私は、「そうですよね、しかし前回ご迷惑おかけしましたし、今回お客様にご無理を申し上げているので私達の心からの気持ちです」「ご予約いただけると新人も励みになりますのでどうかよろしくお願いします」と申し上げました、するとお客様が「読売さんの契約が一年先まであるし、読売の店員さんにも悪いから又そのころ来てみて」といわれましたので。私は「ありがとうございます、又来年そのころにお伺いさせていただきたいのはやまやまですが、この新人に来年が来るためには今日お客様のお力が必要なのです、何とかお願いします」と申し上げました。お客様もついに「一年先でもいいの」とおっしゃってくださいましたので私は「ありがとうございますいつからでも大丈夫です」と申し上げました。お客様は「仕方ないわね、その新人さんに免じて少しの期間でいいなら」と朝日新聞の購読を了承してくださいました。

一覧
採用に応募 ページの先頭へ
削除
STORY.02
    コメント(0)